パチンコで借金地獄…ギャンブル依存症かもやばい!借金返済できない時の末路と対処法

2023.09.15
パチンコで借金地獄…ギャンブル依存症かもやばい!借金返済できない時の末路と対処法

パチンコにのめり込み過ぎて借金地獄…借金をしてまでパチンコを続けていては、いつか返済が困難な状況に陥ってしまいます。

パチンコをはじめとするギャンブルは、借金と大変不快関係にあります。負け続けても借金して取り返せばいいと安易な考えのもと借金してしまうと、とたんに借金地獄に陥る可能性が高いです。

今回は、パチンコが原因の借金解決方法をお伝えします。自身に合った返済方法や債務整理を検討してみましょう。

そしてパチンコが原因の場合、パチンコをやめること条件です。やめたくてもやめられない状態であれば、ギャンブル依存症、パチンコ依存症の恐れもあります。

借金の解決方法とあわせて、ギャンブル依存症についても詳しく解説します。

パチンコを続けるとどうなる?末路は?パチンコで借金はやばい

パチンコは、身近なギャンブルとして存在しています。

娯楽として適度に楽しむ程度であれば問題ありませんが、借金をしてまでパチンコにのめり込むのは良くありません。

パチンコを長く続けることで精神的にも不安、借金で生活が壊れる

パチンコなどギャンブルはお金が必要です。お小遣いの範囲内で楽しめれば良いのですが、パチンコを続けたいあまり借金に手を出す恐れもあります。

  • 生活費を使い込む
  • 家庭にお金を入れない
  • 配偶者に内緒でパチンコへ行く
  • パチンコのお金が欲しくて家族や友人から借りる
  • 家族からお金を借りられなければ、闇金から借りるリスクがある

パチンコを続けることで、家庭内トラブルに発展する可能性もあります。

また、パチンコのために借金をしたり、負けた分は借金をしてパチンコで取り返そうとパチンコと借金がやめられなくなってしまいます。気づけば借金まみれの借金地獄に陥ってしまっている状態に…。

パチンコで借金地獄、取り返しのつかないやばい末路を紹介

パチンコをしたくて消費者金融やカードローンの利用は、金利が高く返済が行き詰まることもあり得ます。借りてはパチンコを続けていれば、返済が困難な状況へ陥ります。

  1. 返済が遅れると遅延損害金が発生
  2. 電話やハガキで催促を受ける
  3. 信用情報機関に登録される(ブラックリスト入り)
  4. 一括返済を請求される
  5. 訴訟を起こされ差し押さえ

遅延損害金は利率が20%と高いものです。返済が遅れた日数分だけ損害金は発生します。早めに支払いに応じれば良いのですが、金融業者の催促を無視し続けるとブラックリストに登録されます。

  • クレジットカードの利用停止
  • 新規ローンの契約ができない
  • 新たな借金ができない
金融業者の問いかけに応じなければ、強制的に給料や財産の差し押さえという事態になってしまいます。

パチンコの借金は家族や職場へも悪影響をもたらす

パチンコが理由では離婚は認められません。ですが生活費を入れない、給料の差し押さえなど婚姻生活が正常に送れないのであれば、離婚は成立します。夫婦関係の修復も難しくなります。

給料の差し押さえから、職場にも借金をしていたことがバレてしまいます。上司や同僚からも信用を失いかねません。職場に居づらくなれば、退職せざるを得なくなります。

借金してでもパチンコがやめられない…ギャンブル依存症について

「本当はパチンコも借金もやめたい…でも気持ちを抑えられない」もしかしたら、ギャンブル依存症かもしれません。

依存症はコントロールができなくなる病気です。脳が強い興奮や満足感を求め、やめたくてもやめられないなど自身の欲求をコントロールできなくなる状態になります。

依存症になると…

  • 常にイライラする、不安定
  • パチンコの事ばかり考えている
  • パチンコがストレス発散になっている
  • 負けたらパチンコで取り返す
  • 仕事に集中できない、会社へ行かなくなる
  • 食事に興味がなくなる
  • 睡眠不足

日常生活にも支障が出ます。また、家族と喧嘩になったり、パチンコをやめるよう促しても反発するなど行動が見られます。

パチンコ依存症は適切な治療を受ければ治る病気

1人で抱え込まず、家族や友人に助けを求め協力してもらいましょう。

  • 依存症専門医の受診、治療
  • カウンセリング
  • 自助グループへ参加
  • 新たな趣味を見つける
  • 貸付け自粛制度を申告する
ギャンブルなど依存症治療やカウンセリングを受けられる専門医の受診をしましょう。依存症には、特攻薬はないと言われていますが「ギャンブルに求めていたものな何か?」と自問が大切です。

同じような境遇や悩みを抱える方とのミーティングなど、自助グループの参加もおすすめします。

貸付け自粛制度とは…
ギャンブルや浪費が原因で借金を繰り返し生活に悪影響を及ぼす場合、本人の申告により借入れを自粛する制度です。日本貸金業協会、全国銀行個人信用情報センターにて手続きができます。

パチンコで増えた借金の解決方法

パチンコから離れることが条件ですがが、パチンコで増えた借金の解決策も見つけなればなりません。

パチンコをやめて借金の自力完済を目指す

自分の力で借金を返したい場合、「今後パチンコは一切やらない」と強く誓いましょう。

  • おまとめローンの検討
  • 生活費の見直し
  • 副業などで収入を増やし返済にあてる
おまとめローンは、金利が高いカードローンなどの借入れを一本化できます。金利を抑えることで利息の負担を減らせます。

無駄な出費を抑え、固定費や食費など節約を心掛けましょう。不要な物を買取ってもらうなど簡単にできる事もあります。

副業を始めれば、返済額を増やすことも可能です。返済が終わるまででも頑張って取り組んでみてはどうでしょうか。

パチンコでの借金を配偶者や親などに援助をしてもらう

やむを得ない借金とは違い、パチンコが原因の借金だと家族の理解は難しい場合があります。ですが、返済に協力すると同意が得られた場合、家族に援助をしてもらう方法もあります。

妻や親から金銭的な援助を受ける場合でも、口約束ではなくきちんと借用書を作成しましょう。

返済日など曖昧にせず、しっかりと記すことで家族間のトラブルを未然に防ぐことができます。

ただし、ギャンブル依存の場合は、本人が借金問題と向き合うことを促す必要があるため(回復の機会を奪うことになる)、家族がすぐに肩代わりするのではなく、まずは本人が直面して悩み解決していように促していきましょう。消費者ホットラインや法テラス・サポートダイヤルなど、ギャンブル等の依存症に関する相談窓口も色々あります。

参照元:消費者庁 ギャンブル等依存症でお困りの皆さまへ

パチンコの借金を債務整理で解決を目指す

借金が多くあり自力では返済が難しいのであれば、債務整理をして法的に借金問題を解決しましょう。債務整理を取扱っている弁護士や司法書士へ依頼ができます。

任意整理 将来利息をカットすることで、借金が減額される。
個人再生 借金を1/5から1/10へ大幅な減額が可能。マイホームも残せる。
自己破産 借金が全額免除になる。

任意整理や個人再生は、パチンコなどギャンブルが原因の借金でも手続きは可能です。返済が残るので、安定した収入を得ていることが条件となります。

自己破産は、返済能力がなく完済の見込みがない場合に申立てることができます。やむを得ない理由で借金をして返済が困難な場合、免責の許可がおりると返済は免除になります。

債務整理は、借金を整理して減額や免除などできますが、ブラックリストへ登録される、財産を没収されるなどデメリットもあります。依頼する前に、しっかり確認してくださいね。

パチンコなどギャンブルが原因の借金だと管財事件の可能性がある

パチンコをはじめギャンブルが原因の借金だと、自己破産は認めれません。ですが、例外で裁判官の判断で自己破産の免責が認められることがあります。(裁量免責)

免責不許可事由に該当する場合、管財人がつく管財事件になる可能性が高くなります。

管財人がつくことで…

  • 管財人へ支払う予納金が高額
  • 財産や給料、債務などの調査
  • 郵便物を管理される
  • 時間や手間がかかり6ヶ月以上かかる

など、ハードルは高くなります。同じ過ちを繰り返さないという真摯な態度を示すことも大切です。

パチンコなど借金の理由に問わず、借金問題は早めに相談へ

パチンコなどどんな理由であっても、借金の返済に困ったらまずは専門家へ相談しましょう。返済できない状況になってからでは、債務整理の選択肢も狭まってしまいます。

  • 借金減額シミュレーターの利用する
  • 法律事務所の無料相談を活用する
  • 着手金無料
  • 費用の分割、後払い

債務整理に力を入れている法律事務所では、上記のようなサービスも充実しています。上手く活用してスムーズ手続きを進めましょう。

「パチンコで借金をしたと相談したら叱られそう…」そんな心配もありません。弁護士や司法書士は、親身になって相談を聞き、ベストな解決策を見つけてくれます。

パチンコで借金でも債務整理は可能!依存症であれば治療も視野に入れて

パチンコが原因で借金が増えた場合、まずはパチンコをやめることが第一条件となります。パチンコをやめて、自身の借金と向き合い、自力で返済を頑張ってみましょう。

借金が多過ぎる場合は、弁護士など専門家を頼って債務整理を検討しましょう。借金を根本から解決できますよ。

ギャンブル依存症の可能性があれば、早めに専門医を受診しましょう。借金問題と平行して、焦らず治療をすることが大切です。借金とパチンコ依存症、それぞれ専門家を頼りに解決を目指しましょう。